ブラックバイトとは
近年問題となっているブラックバイトですが、このブラックバイトとはどのようなバイトなのでしょうか。
簡単に言ってしまうと、“労働環境が劣悪、働く上で様々な支障が生まれているバイト”のことです。
仕事内容があまりにも過酷すぎたり、休みが滅多に取れないなど労働環境が劣悪であるだけではなく、辞めたいのに辞められないという場合もブラックバイトになります。
ブラックバイトはとにかく働くアルバイトを心身共に傷つけ、最悪の場合過労死や、精神を病むような事態に繋がるため危険です。
ブラックバイトにハマってしまうと一種の洗脳状態に陥ってしまい、自分自身ではその状態が異常だと気がつけずどんどん泥沼に陥ってしまいます。
そうならないためにも、出来るだけブラックバイトには近寄らないようにしましょう。
ブラックバイトにあたらないための対策
アルバイトを探す時にブラックバイトかどうか判断する1つの方法が、実際にそのバイト先にお客様として行ってみるという方法です。
バイト希望先が飲食店やカフェなどお客として来店出来る所であれば特に、どんな人が働いているのか、働いている人の顔色が良いか、同じ人が連日長時間働いていないかなど、現場を見てみると早いでしょう。
現場を確認してみるときには出来れば自分が働きたい時間帯に訪れることがおすすめです。
実際に来店してみると人間関係も見えてきますので、ブラックバイトかどうかはもちろん、自分が働く時のイメージも掴みやすくなります。
また面接の段階で労働時間やシフトの状況など、予め確認することが大切です。
面接時に特に労働希望時間帯などが決まっていないと行ってしまうと、ブラックバイトだった場合相手の思うつぼになります。
自分がどの程度バイトに入りたいのか希望をきちんと伝えて、希望通りに働けるか確認した上で面接を進めると良いでしょう。
後からブラックだと気づいた時の対処法
働き始めてからそのバイトがブラックバイトだと気がついた場合、一刻も早く辞めることをおすすめします。
お店の体制を変えられればそれが一番ですが、バイト一人の力ではなかなかそうはいきません。
店長など上の人に直談判をするのも1つの手ですが、余計な労力を使うよりも自分がその場から去る方がよっぽど効率が良いでしょう。
辞めたくても辞めさせて貰えないという場合、それは法律違反です。
労働基準監督署をはじめ、そのバイトがチェーン店であれば専門の相談ダイヤルが設けられている事もあるため、相談した方が良いでしょう。
ブラックバイトは基本的に常識が通じない人が上司についていることも多い為、話が通じないようであれば周りから固めていくことをおすすめします。