質問はありますか?と聞かれて何も思い浮かばないのですが…。

逆質問で面接官が見ている事

面接の最後に聞かれる事が多い「逆面接」。
最近はこの逆質問をされる機会が増えており、逆質問の内容によっては面接官に良い印象を与えることが出来ます。

とはいえ、逆質問で何を聞けば良いのか悩んでしまう方も多い物です。
そもそもどうして逆質問なんてものがあるのか、疑問に思う方もいるでしょう。

逆質問は面接者がどの程度企業側に興味を持っているのかの判断基準の1つになります。
仕事に対して意欲的に何か聞きたいことがあるのかどうかや、コミュニケーション能力を図る1つの方法にもなるのです。
逆質問が何もないと逆に企業側が困惑してしまうことが多い為、逆質問は事前にいくつか考えておいた方が良いでしょう。

良い印象を与えるためのコツ

逆質問を聞かれた時には、何でも良いから答えれば良いということでもありません。
相手に良い印象を与えるためにはいくつかのポイントがあります。

まず、どんな仕事があるのかや、入社した場合何か事前に覚えておいた方が良いことがあるかなど、積極的な姿勢を見せる質問がおすすめです。
前向きな姿勢を見せる事で自身の熱意を相手に伝えられるため、仕事に交えた質問をすると効果的でしょう。

次に、面接官に対して仕事のやりがいなどを聞く事もおすすめです。
直接的に関係あるわけではありませんが、面接官がどの様な事に仕事のやりがいを感じているのかを聞く事で、自分自身の将来的なビジョンも見つめやすくなるでしょう。
あくまでコミュニケーションを取る一種の質問として、気軽に聞いてみるのがポイントです。

そして、気になることを事前に聞いてしまうのも良いでしょう。
週に何回程度シフトに入れるのかや、労働時間帯、時給の面など、後々トラブルにならないように働く時の条件を事前に確認しておくことも大切です。
ですがこうした質問ばかりしてしまうと逆に不信感を与えることに繋がりますので、あくまで他の質問と交えて質問するのが賢明と言えます。

良い質問の例

前向きな逆質問としておすすめなのが「もし働かせていただける事になったら事前に勉強しておいた方が良いことはあるでしょうか?」という質問です。
あくまで採用前提の話になってしまいますが、こうした前向きな質問をすることで相手に熱意を伝えることが出来ます。

また、長期採用を希望している場合、「今働いていらっしゃる方は大体どのくらいの年数お勤めなのでしょうか?」など、働いている人に対しての質問なども良いでしょう。
こちらを聞いておくとどんな年代の人が働いているのかなども合わせて確認出来ますので、採用された場合のイメージが付きやすくなります。
あとは気になる部分があれば、聞き方には気を付けていくつか質問してみましょう。