大学へ通いながらバイトの掛け持ちは可能ですか

大学とバイトの掛け持ち

大学生であってもサークルや飲み会、自分が遊ぶための費用など必要になってくるお金というのはたくさんあります。
そのため、親からの仕送りだけでは賄えないこともしばしばあるでしょう。
そんな時にバイトの掛け持ちを始めようと考える大学生も多いのではないでしょうか。

しかし掛け持ちをするとなると、学校で授業を受けて必要があれば家でも勉強をしなければいけません。
さらにそこにバイトとなると、時間を上手く割り振りしないといけなくなってしまいます。

バイトを掛け持ちするメリットは?

バイトを掛け持ちするということは、単純に働く時間が増えることを意味しています。
働く時間が増えれば、その分もらえる給料も増えます。
そのためお金が欲しい大学生にとってはたくさんの給料がもらえるというのは大きなメリットだと言えるでしょう。

さらに複数の職場で働くということは、2つのバイトの内容が全く異なる場合複数の職種の経験を積むことになるので社会勉強にもなります。
さらにバイトの掛け持ちをすれば、それぞれの職場の人間と関わることになります。

関わる人が増えれば、その分自分の人間関係を豊かにすることにも繋がっていきます。
人と人の関わりは、学生時代でも社会人になっても続いていきます。
人とうまく関わっていくための対人関係のスキルは磨いておいて損はありません。

バイトを掛け持ちするデメリット

バイトを掛け持ちするメリットがある一方で、デメリットも存在しています。
まず最初にぶち当たるのがスケジュールに関することです。
バイトに時間を費やせばその分自由に時間を使うのが難しくなってしまいます。
そのためタイムスケジュールがタイトになりすぎてしまうかもしれません。

そして金銭的な面で気を付けてほしいのが年収が増加することによって発生する問題です。
年間でバイトの年収が103万円を超えてしまうと、確定申告をしなければいけません。
バイトが1ヶ所で尚且つ源泉徴収と年末調整をしていれば、103万円を超えていても確定申告の必要性はありません。

掛け持ちをしてしまうと確定申告という手間が出てしまうので、多くのお金を稼ぎたいのであれば、その点も理解し確定申告の存在を理解した上でしましょう。

掛け持ちバイトをする際のポイント

掛け持ちバイトと学業を両立させたいのであれば、まずはシフトを詰め込みすぎないようにしましょう。
詰すぎてしまうと、バイトばかりして学生生活が終わってしまうということもあるので気を付けましょう。

そして自分が稼いでいる額に関してもきちんと把握しておきましょう。
103万円を超えて、確定申告をするということが嫌な場合は自分で働くペースを調整して103万円以下になるように調整しながら働くようにしましょう。