自分のミスを認めない人がいます

自分のミスを認めない人が職場にいます

Q.自分の職場に、ミスをしているのにも関わらず自分のミスを認めない人が居ます。
自分のミスを素直に認めてくれたらいいのですが、頑なに認めてくれないのでとても困っています。

職場には色んな性格の人が居ます。
性格自体はその人の個性として済ませることができるのですが、自分のミスを認めてくれない人というのは性格の個性で片づけられる問題ではありません。

職場のチームワークを乱すことにもなりますし、自分の非を認めることができないとその人はいつまでも変わることができません。
そのため職場の周囲の人間もその人の扱い方に困ってしまうことが多いんです。

人を見下しているタイプ

A.自分のミスを認められない人のタイプとして、常に人を見下している人というのが多いです。
こういったタイプの人は常にコミュニティの中心に居たいという気持ちが強いです。

このタイプの人は周囲に自分の手下のような人を配置しているので、知らず知らずのうちに自分がすごい人間だと勘違いしてしまいます。
そんなすごい自分がミスをするはずがないとミスをしても他の人のせいにしてしまいます。

しかも、ミスを人に押し付けた上でミスを押し付けた人に対して攻撃をしてしまうことも多いので非常に厄介です。
かなりタチが悪いタイプであると言えるでしょう。(大学3年・A子)

自信がなさすぎるタイプのケースも

A.気が小さいからこそ、自分のミスを認められないタイプというのも居ます。
そういう人に共通するのが、自分に対する自己評価が低いという点です。
ミスをしてしまうとそのミスに対して普通の人よりもより大きな罪悪感を感じてしまいます。

そこから学習できれば良いのですが、その罪悪感から自分を否定してしまうという方向に走ってしまうため、他の人の指摘が自分に対する否定だと思って人の話を聞こうとしません。

それだけではなく、それから逃げるために言い訳をしてしまいます。
自分のことを守るためとはいえ、人の話を素直に受け止められないのでミスをしても認めず、成長も出来ないという負のループ状態になります。(大学1年・M子さん)

どう対処すべきか

A.人を見下すタイプに対する対処法は、基本的に関わり合いになるというのを避けるのがベストだと思います。
こういう人は放っておいても最終的には学習しないで問題を起こして自爆するというのがデフォルトですから放置が一番です。

逆に気が小さい人でそういうタイプの場合はしっかりと話すということが大切です。
相手の人格自体を否定しているわけではないということを相手に意識してもらう必要があるので、そこを理解してもらった上でどうしたらいいかという話し合いをするといいでしょう。(大学4年生・S男)