交通費支給の基準を教えてください

交通費の基準はどうなっている?

アルバイト先が自宅や通っている学校から近いといいのですが、なかなかそうも行かずに電車やバイクなどを使って通勤するしかないこともあります。
そうなると、支給してほしいのが交通費です。
会社によって交通費の支給の考えは違うもので、まったく出ないというところもあれば全額支給というところもあります。
実際にはどのような基準で出されているのでしょうか?
週に3回、事務のバイトをしている大学生のDさんに聞いてみました。

A.私の職場の場合は、電車通勤の人の場合は自宅か学校から職場までの電車代を実際に計算して、勤務日数に応じて交通費が支給されます。
いわば実費と言える額の交通費支給となっています。
ただし、私の場合はそれほど電車代は高くありませんし、週に3日の出勤なのでそれほど高い額ではありません。
バイトの求人では月の交通費は上限2万円となっていたので、もしそれ以上の電車代がかかっていたら一部しか支給されないことになります。

このように、会社によって交通費の支給基準は違います。
全額出してくれるところもありますが、実際にはそれほど多くはなく、私の場合のように上限額が決まっているところがほとんどです。
その上限額も会社によってだいぶ違うようで、場合によっては実際にかかる費用よりも結構少ないケースも出てきます。
そのため、私はバイト先を見る時は必ず事前に交通費を計算しておき、会社から支給される交通費の額との差を見るようにしています。
それも、バイト先選びの一つのポイントとなります。

交通費支給の条件について

そもそも交通費が支払われるかどうかということに加えて、支給される条件も会社によってだいぶ違うのが求人情報を見ても分かります。
たとえば、私の職場では実費とも言える条件となっています。
でも、他の職場では実際にどのくらいの金額がかかるとしても、みんな同じ額となるケースもあります。
たとえば、1日当たり500円の交通手当を出すとしているといった形です。

また、支給対象となる人についても条件が設けられていることがあります。
たとえば週に3日以上の勤務をする人のみとか、月に12日以上の勤務実績があるケースといった条件です。

計算方法にもパターンがある

交通費の計算をする際に、一番簡単なのは上記のように一律の金額がある時です。
月にいくら、1日いくらとなっていれば、そのままの額となります。
また、車やバイクでの通勤者が多い会社では、自宅から職場までの距離を伝えて1キロ当たりいくらという形で計算されることがあります。
私のように、実際に使用する電車の代金を提出し、往復分を勤務日数にかけて計算するパターンもあります。